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末梢神経障害性疼痛の根治治療を目指す「サノダインセラピューティクス株式会社」への出資について

2025

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末梢神経障害性疼痛の根治治療を目指す「サノダインセラピューティクス株式会社」への出資について

JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が運営する、JICベンチャー・グロース・ファンド2号投資事業有限責任組合はサノダインセラピューティクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:野々村 和彦/以下、サノダイン)へ新規出資を実行したことをお知らせいたします。

サノダインは、「痛みに苦しんでいる患者様を救い、日常生活に癒しを与える」ことを企業理念に創立された日本発創薬ベンチャーです。同社のリードパイプラインとなるSNT-001は、国内事業会社にて創成された末梢神経障害性疼痛(PNP)の治療薬候補です。独自の作用機序により疼痛抑制に加え、末梢神経を修復・再生することが示されており、末梢神経障害性疼痛の根本治療となることが期待されています。さらに、既存の治療薬で課題となっている重篤な中枢性副作用を引き起こさないことも示されており、臨床上、極めて有用な治療ソリューションとなることが見込まれます。SNT-001は、日本人を含む海外でのフェーズ1試験において、高い忍容性が確認されており、現在は2026年中のフェーズ2試験開始に向け準備を進めております。

サノダインは、当社及び共同投資家による協調のもとで創業され、設立期から投資家が関与することにより、リスクマネーの早期供給および企業経営の基盤強化を図っております。

 

本投資の意義は、以下の3点に集約されます:

(1)有効な治療薬の存在しないPNP患者様に新たな選択肢を提供し、生活の質の向上に貢献すること。

(2)事業会社からスタートアップへの技術継承を通じて、国内に眠る重要な資産の迅速な事業化と価値の最大化を実現すること。

(3)米国などで一般化している「投資家主導のカンパニークリエーション」モデルを国内に定着させ、国内エコシステムの活性化を促進すること。

 

記載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

本件に関するお問い合わせ先

JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社

E-mail: info@j-vgi.co.jp