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独自の漫画特化生成 AI モデルと漫画の海外配信プラットフォームの開発を行う 「株式会社オレンジ」への出資について

2024

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独自の漫画特化生成 AI モデルと漫画の海外配信プラットフォームの開発を行う 「株式会社オレンジ」への出資について

JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が運営する、JIC ベンチャー・グロース・ファンド 2 号投資事業有限責任組合は、株式会社オレンジ(本社:東京都中央区、代表取締役:宇垣 承宏 / 以下、オレンジ)への出資を実行したことをお知らせいたします。

オレンジは、「ひとつでも多くのマンガを、ひとつでも多くの言語へ」”Creating a world where everyone enjoys manga” をミッションとして掲げ、世界最高峰の AI エンジニアチームとともにコンピュータビジョンや自然言語処理を中心とする技術を用いて独自の漫画特化生成 AI モデルを開発する Deep Tech スタートアップです。

日本では長年に渡り数多くの良質な漫画作品が生み出され、幅広い読者に親しまれてきましたが、そのローカライズ(外国語版制作)には多大なコストと時間を要するため、外国語版が制作される作品はごく一部に過ぎず、多くの作品は日本語以外の言語で読むことができません。しかし、オレンジが開発した独自の漫画特化生成 AI モデルを活用することで、従来の漫画のローカライズプロセスの大半が自動化され、高い翻訳品質を維持した上で、圧倒的に早く安価に多くのローカライズが実現できます。

本件出資により、オレンジは、漫画の多言語展開のためのローカライズシステムを開発するとともに、自社のローカライズシステムを活用して大量の漫画作品の翻訳を実施し、かつ、数多くの漫画作品を海外向けに配信するプラットフォームの開発・運営を行います。オレンジへの支援を通じて国内に埋蔵された良質な漫画作品が大量に多言語にローカライズされ、世界に向けて発信されることで、日本のコンテンツ産業全般の競争力強化への貢献も期待できます。

記載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

本件に関するお問い合わせ先

JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社

E-mail:info@j-vgi.co.jp