News

ニュース
TOP
>
News
>
抗がん作用を有する新規細胞医薬品の社会実装を目指す「株式会社ガイアバイオメディシン」への出資について

2025

/

07

/

18

抗がん作用を有する新規細胞医薬品の社会実装を目指す「株式会社ガイアバイオメディシン」への出資について

JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社が運営する、JICベンチャー・グロース・ファンド2号投資事業有限責任組合は株式会社ガイアバイオメディシン(本社:福岡県福岡市、代表取締役:倉森和幸 / 以下ガイアバイオメディシン)へ出資を実行したことをお知らせいたします。

ガイアバイオメディシンは、九州大学大学院薬学研究院の米満吉和教授の研究成果に基づいて2015年に設立され、ナチュラルキラー(NK)様細胞を用いたがん免疫細胞療法の社会実装を目指すバイオベンチャーです。先行開発品GAIA-102について、現在、希少がんである小児神経芽腫を最初の適応疾患として臨床開発を進めています。小児希少がんは、日本では治療の選択肢が限られているため、新たな治療薬の開発が望まれています。また、GAIA-102は肺がんや腹膜播種がん(胃がん、膵臓がん)に対しても、臨床試験において抗がん作用を示唆する所見が得られており、がん細胞が発現する複数の分子群に対するセンサーを有していることから、幅広い複数のがん種の治療に展開できる可能性があります。

本投資の意義は、ガイアバイオメディシンにおける研究開発の支援を通じて、がんで苦しまれている方に新しい治療法の提供を目指すことです。がん治療にはアンメットメディカルニーズが残されていることから、新規治療法の社会実装をとおして健康長寿社会の実現への寄与も期待できます。

本投資資金により、がん領域の医薬品の社会実装を加速させるとともに、日本の大学発のバイオベンチャー支援を通してベンチャーエコシステムの活性化に貢献します。

記載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

本件に関するお問い合わせ先

JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社

E-mail: info@j-vgi.co.jp